会員様の声

出会った日。
嵐のように「想い」をぶつけてきた

彼女が経営する会社ハルプラスが「イベントを主催する」ということで、その演出とプロデュースのご相談を頂いた。それが彼女との「初めての出会い」。私が会社を立ち上げて5年目をスタートさせた頃だった。

テーマパークや自治体のイベントなどで演出・プロデュースをする仕事に20年ほど私が従事していたことを共通の知人が彼女に伝えてくれたお陰で、「貴重な出会い」を私は手に入れた。

初対面を迎えた日、私の会社の会議室で、彼女は「左近春香の生い立ち」「なぜ起業したのか」「なぜ今回イベントをやるのか」「自分が目指していること」......それはそれは、怒涛の喋りを繰り広げたのを今でも忘れられない。出会った当初は「元気のいい、勢いのある若手の女性経営者さん」という印象。しかし、時間を追うごとにその印象はいい意味でアップデートされていく。

「わがまま」を通してまで実現したい
「目指すもの」

彼女の会社が主催するイベントを共に成功させ、その後も彼女からは「映像」「イベント」を中心に沢山のご依頼を頂いた。その中で最も彼女に対する私の印象をアップデートさせたのが「ハルプラス入社式 & Treasure Party」をプロデュースさせて頂いたとき。

彼女は「なぜ、お金をかけて入社式を立派な会場を貸し切って実施したいのか」「なぜ、社員だけでなく、社員の家族までをも招待したいのか」を私に事前に伝え、予算に限りがあることを理解し、その演出の多くを私に委ねてくれた。私も「可能な限りの知恵」でその「想い」に応えるべく演出を考え準備した。

そして、迎えたイベント当日。入社式において、娘の社会人デビューを瞬きさえも忘れるほどにみつめる親御様。入社式後のPartyにおいては、サプライズで展開された「親御様から社会へ飛び出す娘にあてた手紙」。パーティ会場は涙と感動にあふれ、その時間と空間は「愛」につつまれていた。裏方のトップとしてその場に立ち会わせて頂いた私も知らぬ間に涙腺が崩壊した。彼女が「わがまま」を通してまで実現したい「目指すもの」の一端に触れた気がした。

このイベントを経験後、我が社の入社式にも彼女のエッセンスが取り入れられたのは言うまでもない。

人はリスペクトが生まれれば
「その対象から多くを学ぼう」とする

彼女はコトあるごとに「女性の働き方」を自らの想いで語る。そして、彼女から依頼を受ける「動画撮影」や「イベントプロデュース」においては、彼女とだけでなく、彼女の会社のスタッフさんとも会話する。そこで私が強く感じるのは「一回り以上年下の彼女の方が女性を雇用することに対し、真剣に考え、向き合い、様々なルールや条件を整理出来ている」という事実。そして、「自らが必要とするものが世の中にない」と判断した際には、「彼女自身が創る」という真実。
これは「彼女に対するリスペクト」が私の中に生まれた大きな理由の1つ。

人はリスペクトが生まれれば「その対象から多くを学ぼう(真似よう)」とする。私も同様。彼女から頂戴した様々な「女性の雇用におけるアクション」を真似、自分なりにアレンジを加え、自社に取り入れた。

例えば、正社員として実務経験3年をこえると、雇用形態をオリジナルで組む直すことを可能とした。これにより、結婚後旦那様の休日に合わせ、自由に休日を変化させることが可能になる。またこのシステムを実現するために新卒採用後の「社員教育カリキュラム」に手を加え、全社員が「映像制作カリキュラム」をクリアすることとした。(導入以前は「音響・照明をリアルタイムに操作するテクニカルディレクター」と「映像を制作する映像クリエイター」に完全に分離していた)この実現により、「結婚で退職」とは成らなくなった。

また、「映像制作カリキュラム」を全社員がクリアすることで「出産後は自宅勤務」という選択肢も可能となり、離職率が大幅に軽減されることも予想される。(まだ子供がいる女性社員がいないため予想と書かせて頂いた)我が社の事業の1つ「映像制作」であれば「保育所に子供を預けなくても自宅で仕事が出来る」ということに気付かせてくれたのも「左近春香」その人。

実りある影響。
企業がアップデートされていく

我が社で起こしたこれらの私のアクションは、彼女がここ数年で起こしたアクションに比べれば「小さな小さなアクション」かもしれない。しかし、間違いなく、我が社のこれらのアクションが新卒採用において「女性エントリーの増加」を促し、有能な女性社員が集まりはじめていることを肌で感じる。
彼女のアクションによって、彼女に対する私の印象はアップデートされ、それに呼応して起こす私のアクションにより私の会社自体がアップデートされていく。

そんな彼女が新たに「左近春香オンラインサロン」をスタート。女性だけでなく、たくさんの男性経営者が彼女から「実りある影響」を受け、世にある多くの企業が「アップデートされていく」。

その変化が今から本当に楽しみです。

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